「君たちはどう生きるか」から学ぶ人間とは
休日本屋に行くと、話題書のコーナーでこんな本を見つけた。
「君たちはどう生きるか」というタイトルの本である。
この本は、学生の潤一(作中ではコペル君とあだ名で呼ばれている)と親戚のおじさんがメインで登場する。
コペル君の学生生活や、おじさんとの対話を通して、人としての生き方を学んでいくというお話である。
基本は漫画形式になっている。
そして、おじさんからコペル君に宛てたノートを通して、コペル君(対象としては読者も含めて)に人間としての生き方を問う内容となっている。
ノートの部分は文章として書かれているのである程度の文字数はあるが、おじさんからコペル君へ宛てた手紙の様な形になっているので、すらすらと読むことができる。
しかし、そこには人間としてどのようにして生きるべきかが凝縮されている。
自分は、社会人になってから色々なテーマをもって毎年本を読んでいる。
「救い」とか、「愛」とか、毎年自分が疑問に思ったテーマに合わせた本をなるべく読むようにしている。
そして、今年のテーマが「道」である。
今年は、迷いながら生きている自分に焦点を当てて本を読んでいる。
この本を読んで、正直まだ自分の生き方というものは分からないが、自分の生き方の指針を決める一冊にはなりそうだ。